テスラ、豪通信大手Telstra幹部デンホルム氏を新会長に--マスク氏後任

Zoey Chong (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年11月09日 08時08分

 Teslaは、Elon Musk氏に代わる新しい取締役会長を指名した。

 Teslaは米国時間11月7日、オーストラリアの通信会社Telstraの最高財務責任者(CFO)で戦略担当責任者のRobyn Denholm氏が、同日付でTeslaの取締役会長に就任したことを発表した。

Robyn Denholm氏
Robyn Denholm氏
提供:Tesla

 声明によると、Denholm氏は、6カ月間の通知期間後にTelstraを退職し、それまでの間は、「円滑に引き継ぎが進むよう」前任のElon Musk氏が同氏をサポートするという。同氏は2014年から独立取締役を務めてきたとTeslaは述べている。

 Musk氏は、8月に同社の非公開化を検討しているとツイートして投資家やアナリスト、取締役会を驚かせた。その後、株式非公開化の計画を撤回したが混乱を招いた。このことで同氏は米証券取引委員会(SEC)に提訴され、和解の一環として取締役会長職を退くとされていた。

 Musk氏は、「Robynは技術業界と自動車業界の双方で幅広い経験を持ち、Teslaの取締役としてこの4年間、多大な貢献をしてくれた」とし、「Robynとこれまで以上に密接に協力し、持続可能エネルギーの到来を加速化させる取り組みを続けていくことを楽しみにしている」と述べた。

Elon Musk氏
Elon Musk氏
提供:VCG/VCG via Getty Images

 今回の発表を受け、Twitterではさまざまな声があがっている。Teslaの決断に賛同するコメントがほとんどだったが、動揺を示すコメントも一部あった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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