米証券取引委員会(SEC)は、Elon Musk氏が株式公開企業の経営に関わることを禁止するよう求めている。
これは、SECがTeslaの最高経営責任者(CEO)である同氏を相手取り提起した訴訟の一部だ。この訴訟は、Musk氏が約2200万人のフォロワーに対し、Teslaの株式を非公開化することを検討中だとツイートしたことに対するもの。
米国時間9月27日にニューヨーク連邦地方裁判所に提出されたSECの訴状には、次のように書かれている。「実際には十分な根拠のない主張だったので、こうした発言が誤ったものであるか、誤解を与えるものであることを、Musk氏は認識していた。あるいは、認識していなかったとすれば、その点で思慮に欠けていた」「Musk氏の誤解を与える誤った公的発言と不作為は、Teslaの株式をめぐって市場に大きな困惑と混乱をもたらし、結果として投資家に被害をもたらした」
SECは、「証券取引法第12条に従って登録された証券を保有するいかなる発行者の幹部や理事を務めることも、被告人が禁じられる」よう求めている。
Musk氏は8月7日、Teslaを1株あたり420ドルで株式非公開にすることを「検討中」であり、すでに資金を確保したとツイートしたが、同24日にはこれを撤回していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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