freeeは11月5日、「クラウド会計ソフト freee」において、グループ経営における連結決算業務をクラウドで効率化できる「freee 連結決算キット」の提供を開始すると発表した。
これは、子会社で利用している会計freeeの試算表データを、API連携を用いてGoogleスプレッドシートに出力し、自動で収集、連結修正する外部ツールとなっている。
グループの経営状態を把握するには、子会社からのデータ収集や、勘定科目の変換、内部取引の相殺など、煩雑な手続きを多く伴うほか、子会社ごとに違ったツールを使っている場合や、勘定科目が統一されていない場合は、転記などの手間がさらに膨大となり、月次決算の遅れにつながることがあったと指摘する。
従来のエクセルベースの業務で発生していた手作業を自動化することにより、収集や合算、修正などの手間を省き、リアルタイムでの予実管理やキャッシュフローなどの把握を可能にするとうたう。
このサービスは、グループ経営を行う中堅企業に向け、会計freeeのエンタープライズプランのオプションとして提供する。なお、金融商品取引法で定められたような、開示書類としての連結財務諸表の出力はできないとしている。
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