Appleは米国時間10月30日、Apple Watch向けのアップデートをリリースした。このアップデートの狙いは、本体の転倒検知機能が発動した後の緊急アラートを改善することだ。しかし、Twitterで複数のユーザーが報告したところによると、「watchOS 5.1」ソフトウェアアップデートの適用後に一部のユーザーのApple Watch Series 4で障害が発生しているようだ。
アップデートがリリースされてから数時間のうちに、TwitterとRedditで複数のユーザーがアップデート後にApple Watch Series 4が「文鎮化」したと報告している。
watchOS 5.1 update bricked my Apple Watch Series 4. pic.twitter.com/sPgRfvYFwy
— Chris Ball (@chriswb) 2018年10月30日
My brand new Series 4 is totally bricked :(
— Guilherme Rambo (@_inside) 2018年10月30日
このソフトウェアアップデート問題のニュースは、9to5macも報じている。9to5macも報じているように、AppleはwatchOS 5.1の配信を現在停止しているようだ。同サイトでは、すでにダウンロードしたユーザーにもソフトウェアアップデートを適用しないよう呼び掛けている。
「iOS 12.1」と共にダウンロード公開されたwatchOS 5.1の重要な改善点は、Apple Watch Series 4で転倒が検出されてから約1分間動かなかった場合、自動的に緊急通報サービスへの連絡して、応急手当にあたってくれる人に、Apple Watchで転倒が検出されたことと、可能な場合は位置座標を共有することを知らせるメッセージを再生するようになったことだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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