Appleは米国時間10月30日、店舗内チュートリアルプログラム「Today at Apple」を拡大し、動画や音楽、デザインに関する60の新たなセッションを追加すると発表した。2019年に提供開始する新しいセッションには、ウォークやラボが含まれる。
Appleの小売責任者であるAngela Ahrendts氏は、新しいセッションとして、「Clips」アプリで動画を撮影および編集する「Small Screen Magic」、音楽制作を学ぶ「Music Lab」の1つとなる「Advanced Beat Making with Logic Pro」、写真撮影スキルを学ぶ「Photo Labs for Kids」や「Fun Family Portraits」などを挙げた。Apple Storeのデザイン刷新を手掛けた建築会社Foster + Partnersによって作成された「Drawing Treehouse」という「Design Lab」も追加される。
「Apple Store」アプリにも、ユーザーが所有する製品に基づいて提案し、ユーザーの地域で開催されるセッションを表示する新しいセクションが設けられる。
Appleは2017年に、直営店で一般ユーザーに無料で提供する教育セミナー、Today at Appleを発表した。プログラムの開始以来、1週間に1万8000を超えるセッションを開催しているとAhrendts氏は語った。
今回の発表は、ニューヨーク州ブルックリンで開催された新型「iPad」と「Mac」製品の発表イベントで行われた。
サンフランシスコ湾岸地帯の会場でイベントを開催することが多いAppleだが、同社にとって2018年に入って4度目、カリフォルニア州以外で開催されたものとしては2度目となる今回のイベントは、ニューヨークで開かれた。同社がニューヨークでイベントを開催するのはこれが2度目だ。最初にニューヨークで開催したのは2012年で、会場はグッゲンハイム美術館だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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