Appleは米国時間10月30日、第2世代の「Apple Pencil」を、ニューヨークのブルックリンで開催した「There's more in the making」イベントで発表した。デザインが刷新され、新しい充電方法が追加された。
Apple Pencilのアップデートは、2015年の発売以降初めてのことだ。タッチスクリーン上のほとんどの操作は、指で十分に実行できる。しかし、より細かい操作が必要な場合や、もう少しクリエイティブな作業をしたい場合に、スタイラスを使えば、加える筆圧によって描画アプリにおけるストロークに強弱をつけることができる。
今回刷新されたApple Pencilは、筆圧検知と角度検出を搭載し、ペンシルの側面をタップしてツールを切り替えるという新しいジェスチャ制御が追加されている。ダブルタップすることで、「Notes」アプリのツールをペンシルから消しゴムに切り替えることなどができる。ジェスチャ制御はカスタマイズも可能で、さまざまな機能に対するショートカットを作成できる。
第2世代のApple Pencilは、Appleの最新型「iPad Pro」の側面にマグネットで装着可能で、自動的にペアリングされる。また、「Lightning」コネクタを介して充電する代わりに、iPad Proにドッキングした状態でワイヤレス充電するという新しい充電方法が追加されている。
第2世代のApple Pencilは11月7日に発売予定で、Appleのウェブサイトで予約注文を受け付けている。価格は1万4500円(税別)で、初代Apple Pencilよりも3700円高い。新しいApple Pencilは、12.9インチiPad Pro(第3世代)と11インチiPad Proに対応する。旧型iPadを対象に、初代Apple Pencilの販売も継続する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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