FANTAS technology(旧Fan’s)は、オンライン完結型の不動産投資型クラウドファンディング事業「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」を開始したと発表した。空き家の再生プロジェクトや投資用中古マンションを投資対象にしている。
FANTAS fundingは、最短4ヵ月からの運用期間、投資金額は1口1万円から オンライン上で不動産に投資し、賃貸または売却からの収益に基づいた配当金の分配を受けられる仕組み。今後は物件ごとにファンドを立ち上げ、複数案件のファンド受け付けを予定しており、年間120ファンド以上の組成を目指す。
FANTAS technologyが手がける、空き家再生事業「FANTAS repro(旧再生家)」で再生した空き家をファンド化することで、低リスクでの投資を実現。空き家以外にも新築物件の開発や、ワンルーム価格査定サイト「FANTAS check」(旧HAYAGAI)で、買い取った中古ワンルームマンションのファンド化も検討している。
プロジェクトの全体20%をFANTAS fundingが出資するため、価格下落が生じた場合でも20%までの下落であれば、投資家元本は守られる仕組みを採用しているという。想定利回りは年利で8〜10%。手数料は無料だ。
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