AI不動産ベンチャーFan’sのグループ会社である再生家は11月10日、ガレージハウスなどの特定のテーマ型空き家再生事業「再生家」を開始した。空き家を賃貸可能なレベルまで再生し、入居者を付けて収益不動産として運営出来るリプロハウスとして販売する。
リプロハウスは、あえて都心から遠く、築年数が古い空き家を再生することで、マーケットよりも安い賃料を設定することにより賃料収入の確実性を重視した運用を実施。
対象エリアは、東京、神奈川、千葉、埼玉の郊外を想定しており、表面利回りは11~13%程度を見込む。ガレージハウスなどテーマを絞った形で実施することで、ほかの投資用戸建てでは実現できないニッチなニーズに応え、特定のニーズを持つ入居者への訴求が可能になるとしている。
日本全国の空き家数は2013年時点で、820万戸になっており、2033年には空き家数が2166万戸にものぼると予想されている。深刻化する空き家問題に、特定のテーマ型空き家再生事業で挑む。
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