The Oregonianが報じたところによると、Intelは製造グループを3部門に分割する予定だという。
またThe Oregonianによると、テクノロジおよび製造グループのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるSohail Ahmed氏が11月に退職する予定であり、それとともにこの組織再編が計画されているという。Intelは今週、従業員に宛てた電子メールの中で、Ahmed氏の退職と同グループの再編について発表している。米ZDNetはメールの内容を入手した。
The Oregonianによると、3つの新部門はVenkata "Murthy" Renduchintala氏の管轄下に置かれるようだ。Renduchintala氏はIntelのテクノロジ、システムアーキテクチャ及びクライアントグループの最高エンジニアリング責任者兼グループプレジデントだ。
3つの新部門は、Intelの最高技術責任者(CTO)のMike Mayberry氏が率いるテクノロジ開発部門、Ahmed氏と共にテクノロジおよび製造グループのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるAnn Kelleher氏が率いる製造およびオペレーション部門、グローバルサプライマネジメント担当ゼネラルマネージャーのRandhir Thakur氏が率いるサプライチェーン部門で構成されるという。
Renduchintala氏は従業員宛ての電子メールの中で、「われわれは組織を継続的に進化させ、広範の先進的なIPやアーキテクチャ、パッケージング技術が促す自社の成長を実現しなければならない」と述べた。
同氏はさらに、「Sohailと、Intelのチーム全体の取り組みのおかげで、当社の10nmは順調に進歩している」とし、4月に発表した予定通りに進められており、2019年のホリデーシーズンにシステムが店舗に並ぶ見通しだと述べたという。
Intelは当初、10nmプロセッサを2015年にリリースする計画だったが、4月に発表した第1四半期決算報告書の中で、10nm製品を少量だけ出荷していることを明らかにした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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