Twitterは、2016年以降のロシアとイランからの情報操作活動に関するコンテンツを公開した。
2016年以降、さまざまなグループに影響を与えようとする第三者の動きがあったことを、同社はこれまでに公表していた。Facebook、Twitter、Googleなどの業界大手は、ロシアの支援を受けてオンラインに発信する企業であるInternet Research Agency(IRA)やイランの諜報機関などの組織の活動を阻止するための取り組みが不十分として、批判を浴びていた。
Twitterが今回公開した情報には、ツイートに関する情報が記載されたCSVファイルや、メディア、ツイート、画像を含む大きなファイルが含まれ、ロシアとIRAに関連する3841件のアカウントに加え、イランのものと思われる770件のアカウントの情報をカバーする。
Twitterは発表の中で、「悪意ある組織が当社のサービスをどのように利用しているのかを究明する」ために全力を尽くすと述べる一方で、第三者による調査も助けになると述べている。
データセットは、TwitterのElections Integrityサイトでダウンロード可能だ。注意点は以下のとおり。
これらのデータセットには、国家主導の情報操作活動につながりがあるとわれわれが考えるアカウントが発信した、公開された未削除のツイートとメディア(画像や動画)のすべてが含まれている。アカウントが凍結される前にこれらのユーザーが削除したツイート(今回のデータセットに含まれていない)は、その活動全体の1%に満たない。これらの活動につながりがあるとわれわれが特定したアカウントのすべてが、活発にツイートを発信していたわけではないことに注意してほしい。したがって、このデータセットに含まれるアカウントの数は、ここに列挙したアカウントの総数よりも少ない可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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