Appleが同社のデバイス所有者向けに、「TV」アプリを通じて無料で独自コンテンツを提供する計画があると、米CNBCが米国時間10月10日に報じた。
「『iPhone』『iPad』『Apple TV』などのApple製デバイスの所有者は、プリインストールされた『TV』アプリを通じて、この計画中のサービスを利用できるようになる」とCNBCは伝えている。このサービスには、HBOなどデジタル動画サービスのサブスクリプションチャンネルも含まれるという。この件に詳しい情報筋がCNBCに語ったところによると、刷新されたTVアプリは2019年の早い時期にリリースされる予定とのことだ。
Appleはコメントを控えた。
Appleは2017年8月、向こう1年間で独自コンテンツに約10億ドルを投じると報じられた。同社はこれまでのところ、Oprah Winfrey、Reese Witherspoon、M. Night Shyamalan、Steven Spielbergの各氏など、エンターテインメント界のビッグネームとの間で、番組制作契約を結んでいる。Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、同社のテレビ分野への進出構想について、これまでそれとなく示唆してきたが、肝心の視聴方法に関しては、ほぼ沈黙を守っている。
報道によると、Appleはレーティングに関して、より広範な視聴者が見ることができるPG指定での番組配信を計画しているため、同社のデバイス上で番組を無料で視聴できるようにしても問題にはならないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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