KDDIは10月10日、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUPを子会社化したことを発表した。また、子どもの成長における新たな体験価値の共創を目的とした包括的パートナーシップを構築した。
この包括的パートナーシップでは、エデュテインメント(Edutainment:楽しみながら学ぶ)の進化として、スマートシティ時代に適応した「未来の職業」体験の提供や、5G・IoTなど先端技術を活用したスポンサーパビリオンの体験価値のさらなる向上を目指すとしている。
また、地方自治体などと連携して、伝統産業体験など地域独自のプログラムを提供するほか、5G・IoTなど先端技術と一次産業などの融合をテーマにしたエデュテインメントの場を提供するという。
なお、KDDIは10月1日付けでKCJ GROUPの株式の過半を取得しており、KCJ GROUPはKDDIグループに入る。さらに、2020年度を目標に「キッザニア名古屋」(愛知県)の開業を計画しているという。
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