サイバーセキュリティ事業などを提供するココンは10月5日、YJキャピタルや住友電工などから、約28億円の資金を調達したと発表した。創業以来の累計調達額は約41億円。
同社では今回の資金調達により、コネクテッドカー、産業制御システム、電カインフラなどに対するセキュリティ診断技術の向上に向けた環境整備や、人工知能を活用したセキュリティ診断技術に関する研究開発を加速させるという。
また、「Technology & Designによる社会課題の解決」をビジョンとして新たに策定。IoT化が進んだ未来の到来を見据え、サイバーセキュリティを社会全体の課題と位置づけ、安心・安全を提供することを目指すとしている。
また、同社の強みであるサイバーセキュリティ・暗号技術・人工知能などのテクノロジと、UI/UX設計などのデザインに関連するケイパビリティを活用して、社会の課題を解決すること目指し、異業種とのオープンイノベーションや、組織強化の為のM&Aも推進するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」