仮想通貨の資産管理プラットフォームなどを提供するクリプタクトは9月26日、ジャフコ、マネーフォワード、D4V投資事業有限責任組合、ベンチャーラボインベストメント、SV-FINTECH1号投資事業有限責任組合、スマートキャピタルなどを引受先とする3.3億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、2017年12月に仮想通貨の損益計算サービス「tax@cryptact」をローンチし、2018年3月に仮想通貨投資支援プラットフォームとして「grid@cryptact」を提供している。現在は、税理士法人向けの「taxpro@cryptact」、仮想通貨ポートフォリオ管理サービス「portfolio@cryptact」も提供しており、登録者は国内で約3万人以上(2018年8月末時点)だという。
今回の資金調達で、ブロックチェーン技術・仮想通貨市場のさらなる普及、投資家支援プラットフォームの拡大、人材採用などを促進する。また、仮想通貨における情報収集から分析、投資実施まで、投資機会を向上できる仕組みをワンストップで提供。仮想通貨の認知や市場の拡大に向けたセミナーなども実施するという。
なお、マネーフォワードと業務提携(マネーフォワード向けの仮想通貨取引の損益計算サービス開始を年内に予定)し、相互連携によって仮想通貨の健全な発展を促進。個人の投資機会の拡充に努めるとしている。
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