「Chrome」の拡張機能は、同ウェブブラウザのカスタマイズに非常に便利だ。しかし、拡張機能がユーザーの望む以上の権限を得ることを防ぐため、Googleは対策を強化している。
Googleは米国時間10月1日、拡張機能を適切に管理するための新たな複数の対策を発表した。
10億人を超えるChromeのユーザーにとって、拡張機能は便利なツールだ。現在、配信されている拡張機能は18万件を超え、Chromeユーザーの半数近くが、広告のブロック、文法の確認、パスワードの管理、複数の「Gmail」アカウントの管理、テキストの翻訳、タブを後で見るためのリスト化といった用途に拡張機能を利用している。
しかし、Chromeの拡張機能と、それらを配信するGoogleのChrome Web Storeのオープン性は、マルウェア、スパイウェア、仮想通貨マイニング、Facebookアカウントの乗っ取りなど、悪質な拡張機能にも新たな扉を開いてきた。その点をGoogleは修正しようとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」