9月に開かれた米上院の公聴会に欠席していたGoogleだが、下院の公聴会に出席することを明らかにしたようだ。
最高経営責任者(CEO)のSundar Pichai氏は、下院司法委員会の公聴会で証言することに同意した。Reutersによると、公聴会は11月の中間選挙後に開かれる予定だと、下院多数党院内総務を務めるKevin McCarthy議員が述べたという。
今回の発表に先立ち、Pichai氏は、McCarthy議員が設定した共和党議員幹部らとの個人的な会合に出席し、Googleの検索結果に政治的偏見があるとみられていることなど、さまざまな話題について議論したとされている。Googleはそのような偏見について否定している。
Pichai氏は米国時間9月28日、電子メールによる声明で、「この2日間の議会幹部との幅広い話題に関する議論は、建設的かつ有益だった」と述べた。「2008年以降の22回に及ぶ議会での証言を含めて、これまで10年間実施してきたように、今後も両方の立場の人々と積極的な対話を続け、さまざまな問題について議会と積極的に連携し、多くの米国の消費者と企業を当社の製品がどのように支援するか説明し、疑問が生じれば回答していく」(Pichai氏)
Pichai氏はさらに、「私としては、いずれ下院司法委員会で証言するつもりでいる」と述べた。The Wall Street Journalは、Pichai氏が11月の中間選挙後に公聴会に出席する予定だと報じていた。
米CNETは、McCarthy氏の事務所にコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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