例年派手なのが、ピンクがコーポレートカラーのT-Mobileのブースだが、2018年はさらに輪をかけてポップなブースとなっていた。
ユニークだったのは、女性向けのコーポーレートアパレル製品が販売、展示されていたこと。ピンクのレインコート、Tシャーツ、シューズ、トレーニングウェアなどが販売されていた。
同じ建物内のすぐ隣のブースが日本へのテレビ販売に参入したTCLとエプソン。BtoB向けの性質がT-Mobileに比べて強いということがあるかもしれないが、来場者で溢れるT-Mobileとは対照的な状態だったのが印象的であった。
スタートアップ関連の展示は、ラスベガスで1月に開催されるCESほどではないが、IFAでも徐々に増えつつある。
その展示の中で特にユニークだったのが、こちらのSunMade Cheeseと名づけられた製品。牛の形を模したフレームに載せられているソーラーパネルから、下部の牛の乳のような形状をしたチューブに電気が充電される。これはアフリカなどの途上国で、子供が学校に通わさせてもらえず働かされるという問題を解決するために、学校に来た子供に、この充電されたチューブを渡して親の元に返すことで、親には無償で利用できるエネルギーが供給され、子供を学校に通わせる動機を生み出すというプロジェクトのもの。
充電されたチューブはエネルギー元として扱える。このチューブ自体をトーチのような照明としても使えるし、チーズの形をした直方体の中に入れるとモバイルバッテリとしても扱える。
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