東急リバブル、一戸建の屋根上検査にドローン活用

 東急リバブルは9月5日、ドローンによる一戸建の屋根上検査を「リバブルあんしん仲介保証(建物保証)」(あんしん保証)で開始したと発表した。屋根上のデジタル画像を撮影し、建築士が画像を診断する。

ドローンによる一戸建の屋根上検査を「リバブルあんしん仲介保証(建物保証)」で開始した
ドローンによる一戸建の屋根上検査を「リバブルあんしん仲介保証(建物保証)」で開始した

 あんしん保証は、2012年にスタートした、東急リバブル独自の建物検査、保証制度。4万件を超える利用があり、ノウハウを蓄積しているという。

 ドローンによる屋根上検査は、中古一戸建の1~2割に屋根の雨漏りの可能性が指摘されていることを受け、提供するもの。一般的な建物検査では、屋根上まで上がって検査することが困難なため、目視による検査までは対応していなかった。

 対象地域は、東京23区と横浜、川崎エリアから開始し、順次拡大する予定。ドローンによるデジタル画像撮影はDRONE PILOT AGENCYが担当する。

 東急リバブルでは、屋根上検査の導入により、一戸建住宅の検査精度向上と物件情報の透明化、安全な取引を推進し、中古住宅流通を活性化していく考えだ。

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