アドビは、電子メール利用実態調査「2018 Consumer Email Survey」の結果を、8月29日付のブログに公表した。米国、日本、インドの3か国で、スマートフォンを利用しデスクワークに従事する人を対象に実施したもので、日本における調査期間は7月25日から28日で、調査対象者人数は1000名。
その調査によれば、日本の回答者の約3分の2は、仕事、プライベートの電子メールともに、2年後も利用状況は変わらないと回答している。また、4分の1は、電子メールの利用は減るだろうと回答している(仕事23%、プライベート23%)、その一方で、一部の回答者が、2年後には利用量が増えるだろうと回答しているという(仕事:15%、プライベート12%)。
また、回答者の半数が「ブランドからのオファーの連絡は電子メールで受けたい」と回答しているとし、ダイレクトメール(13%)やソーシャルメディア(8%)などのチャネルと比較すると、電子メールは最も好まれるチャネルであることが明らかになったとしている。
日本の回答者の約半数(56%)は、オフィスに到着するまで仕事の電子メールをチェックしないと回答しており、これは米国(39%)よりも多い結果になったという。また、約3割が起床後から通勤前に仕事の電子メールをチェックすると回答。個人的な電子メールについては、約半数が起床後から通勤前に、22%が起床直後にベッドの中でチェックしているとしている。
このほか日本人における電子メールのチェックで使う端末はトップがスマホであることや、3分の1が仕事中にプライベートの電子メールを開かずに読まないこと、仕事を辞める際の連絡方法に関する結果なども公表している。
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