2016年のデビュー以来、「iPhone SE」はAppleのスマートフォンラインアップで最も低価格のモデルとなっている。iPhone SEは基本的に「iPhone 6S」の機能や部品(「3D Touch」を除く)を「iPhone 5」の小さな本体に詰め込んだ製品だ。Appleは2017年、同モデルにわずかなアップデートを加えたが、大規模なアップデートは延び延びになっている。しかし、うわさによると、Appleは2018年に再び小規模な改良を施して、2016年の「iPhone 7」で採用された「A10」プロセッサを、「iPhone SE 2」とされる次期モデルに搭載する可能性があるという。そのアップデートされたiPhone SEには、従来の小さな4インチスクリーンが搭載され、価格は349ドル(約3万9000円)からになるのだろうか。答えは今に明らかになるだろう。
Googleとサムスンはスマートウォッチの競争を激化させており、Appleには、2018年に新型「Apple Watch」を大々的に発表して現状を変えなければならない、れっきとした動機がある。より大きなディスプレイと物理的に押し込まなくてもいいクリックフリーのボタンの搭載が考えられる。いずれも、Apple Watchが2015年に初めて登場して以来初めての大規模なデザイン刷新を示唆するものだ。少なくとも、Appleが「watchOS 5」を秋にリリースすることは判明している。このOSには、フィットネス機能の改善、Apple Watch間でのトランシーバ機能、ポッドキャスト、およびサードパーティー製アプリのオーディオを本体で再生できる機能が含まれる。
Appleが2018年3月に最新の「iPad」を発表し、Apple Pencilのサポートとより高速なプロセッサを追加したことで、エントリーレベルのiPadとそれよりもはるかに高価なiPad Proの差が縮まった。最新のうわさによると、同社はiPad Proの高価格に納得感を持たせるような、iPhone Xのデザインからヒントを得た大規模なデザイン刷新(ベゼルの縮小、ホームボタンの廃止、Face IDの追加)を検討しているという。今回のアップグレードでは、スペックがある程度強化される可能性もある。
確かに、今年7月に新しい13インチと15インチのMacBook Proが登場したばかりだ。だが、筋金入りのAppleファンは、同社がMacのラインアップ(特にMacBook Air)を軽視しているとして、長年批判してきた。MacBook Airは10年近くの間、ほとんど変わっていない。しかし、うわさによると、Appleは2018年から2019年に向けて、新しいコンピュータ製品を多数準備中だという。以下のようなうわさがわれわれの耳に入っている。
お忘れかもしれないが、「iMac Pro」は登場してから1年も経過していないので、この製品がアップグレードされる可能性は低い(ただしゼロではない)。AppleはMac Proの後継製品を2019年まで発表しないことを既にほのめかしている。
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