Appleは確かにテレビに関する何かに取り組んでいるが、まだそれを公表できる段階には達していない。
最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏はAppleの野望を言外にほのめかした。
Cook氏は決算に関するアナリストらとの電話会議で、「われわれは2017年、非常に著名なテレビ業界の幹部を2人雇った。彼らは数カ月前からここであるプロジェクトに取り組んでいるが、われわれはそのプロジェクトとそれに関する詳細について、まだ発表できる段階にない」「しかし、そこで起きていることに、私は(この上なく)興奮している」と述べた。
Appleには「さまざまな場所から採用してきたこの分野の優秀な人材がおり、自分たちが提供する予定のものに本当に大きな期待を抱いている」と同氏は言い添えた。
Appleはこの1年間、自社で制作中のオリジナルコンテンツについてさまざまな発表をしてきたが(Oprah Winfrey氏との複数年のパートナーシップ契約を含む)、そのコンテンツがどこで提供されるのかはまだ明かしていない。
過去には、「Planet of the Apps」などの番組が「Apple Music」に登場しているが、Appleはこうしたコンテンツを扱う新しいサービスを検討していると考えられている。それが「Netflix」や「Hulu」「Amazon Prime」に対抗するビデオストリーミングサービスなのか、それとも、Apple Musicも包含する、サービスの大型パッケージのような違うモデルなのかは定かではない。
Appleは1年前にSony Pictures Televisionの幹部だったJamie Erlicht氏とZack Van Ambur氏の雇用を発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」