博報堂ら3社、スマートスピーカなどのニュース向け広告配信ネットワークで実証実験

 博報堂DYメディアパートナーズは7月20日、ロボットスタート、イードとスマートスピーカーや各種の音声対応デバイスから配信されるニュースコンテンツ内で広告を配信するネットワークを構築し、7月23日から8月31日の期間において、実証実験を開始すると発表した。

 
 

 実証実験では、「ロボスタニュース」「レスポンス 最新クルマ情報」「RBB TODAY 最新IT情報」「インサイド 最新ゲーム情報」「Game*Spark コアゲーマー向けゲーム情報」「GameBusiness.jp 最新ゲーム業界動向」「アニメ!アニメ! News」「シネマカフェ最新映画&エンタメ情報」「CYCLE 最新スポーツ情報」「リセマム 最新教育情報」「ScanNetSecurity 最新セキュリティ情報」「Spyder7 自動車スクープ」が配信対象となる。

 今回の実証実験では、博報堂が広告主を集め、ロボットスタートがメディアの音声化および広告配信の仕組みを構築。イードが提供するニュースコンテンツ内において音声広告を配信する。なお、スマートスピーカーや各種対応デバイスユーザーの広告受容度および、広告ビジネスの可能性を探ることが目的としている。

 今後、3社は実証実験の結果を生かし、音声広告配信ネットワークのマネタイズを含めた本格始動を目指すほか、既存のデバイスだけでなく、すでに日本でも発売され始めたディスプレイ搭載型デバイスなども考慮に入れ、音声と映像を組み合わせた広告配信を目指す。

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