イードは2月3日、博報堂DYメディアパートナーズと資本・業務提携したことを発表した。あわせて、三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹HDS)、エキサイトからの追加出資を受けたことを発表した。今回の資本提携および追加出資は、イードの既存株主からの普通株式の譲渡により実施された。
イードは、ウェブメディアの運営を主軸としたマーケティングプラットフォーム企業。IT総合ニュースサイト「RBB TODAY」をはじめ、自動車総合ニュースサイト「レスポンス」、ゲーム総合ニュースサイト「インサイド」など、専門分野に特化した19ジャンル31サイトのウェブメディアサービスを展開している。またECサイト構築システム「marbleASP」によりショッピングサイトからネットスーパーまで、様々なECサイトを開発、運営している。
博報堂DYメディアパートナーズとの資本・業務提携により、博報堂グループが保有する広告主企業、媒体社、コンテンツホルダーをはじめとするステークホルダーとのネットワーク力と、イードが持つメディアプラットフォームを掛け合わせて、広告主企業のオウンドメディア構築支援や、媒体社の新しいメディア事業の開発および拡大に取り組む。そして、そこで得られる生活者データを軸に、生活者、広告主、媒体社などの多種多様なニーズに応えられる高度なコミュニケーションサービスを提供するとしている。
三越伊勢丹HDSおよびエキサイトとの連携についても、これまで取り組んできたオウンドメディアの共同運営やコンテンツの相互活用などに加え、イードのCMSおよびウェブメディア運営ノウハウを生かしたオウンドメディアの構築支援やメディア再生といったメディアインキュベーション事業を拡大させ、さらに連携を深めるとしている。
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