住友生命保険相互会社は7月17日、健康への取り組みによって保険料が変動する健康増進型保険“住友生命「Vitality」”を7月24日に発売すると発表した。
同社は、2016年7月21日にソフトバンクと南アフリカの金融サービス会社Discovery(ディスカバリー)の3社で、日本をもっと健康にというキャッチフレーズを掲げた「Japan Vitality Project」を発表。ディスカバリーが開発したVitalityの日本市場導入に向けた取組みを進めていた。
Vitalityは、世界17の国と地域で提供されている健康増進プログラム。ディスカバリーは、1国1社の生保会社と提携し各国でVitalityを導入しており、日本では同社が独占契約を締結している。
今回発表したVitalityは、加入時または、ある一時点の健康状態を基に保険料を決定し、病気などのリスクに備えるという従来の生命保険とは異なる。加入後毎年の健康診断や日々の運動など、継続的な健康増進活動を評価し、保険料が変動するのが特徴だ。これにより、リスクそのものを減少させることを目的としている。
そのため、保険契約とVitality健康プログラム契約(月額864円)とで構成される。従来の保障に加え、契約者の日々の健康増進活動をポイント化し、累計ポイントに応じてステータスを判定(1年間の累計ポイントに基づき、ステータスを判定)。ステータスに基づいて保険料の変動や特典を提供する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス