UPDATE Microsoftが米国時間7月9日、ローエンドの新しいタブレットを「Surface」のラインアップに追加した。価格は399ドル(約4万4300円)から。より安価で小型の「iPad」との競争力を高める狙いだ。
この度追加された「Surface Go」は、10インチのタッチ画面を搭載し、重量は約520g。一般消費者やビジネス、教育分野の顧客をターゲットにしている。別売りの新しい「Surface Go Signature Type Cover」と、Surface Penにも対応する。
Surface Goは、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、スイス、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ポーランド、イタリア、ポルトガル、スペインで7月10日に先行予約受け付けが開始され、8月2日に発売予定。今後数週間のうちに日本、シンガポール、韓国、台湾、マレーシア、タイ、香港、中国でも先行予約を受け付ける。対象の国と地域はさらに追加される予定だ。LTE対応モデルは2018年内に発売予定だが、価格は明らかにされていない。
Surface Goは、新しいブランディングの下で「Surface Pro」や「Surface 4」を単に小型化した製品ではない。Microsoftの幹部は、あらゆるタイプのユーザーに訴求するように、サイズ、重量、デザインなどを考慮し、根本から再開発したと述べている。
プロセッサはIntelの「Pentium Gold Processor 4415Y」を搭載。RAMは4Gバイトまたは8Gバイト、ストレージは64GバイトのeMMCまたは128/256GバイトのSSD。Surface ConnectポートとともにUSB-Cポートを搭載し、キックスタンドの下にはmicroSD拡張スロットを備える。Microsoftによると、動画を連続再生した場合のバッテリ駆動時間は最大9時間だという。
筆者が入手した情報によると、消費者向けのSurface Goは「Sモード」の「Windows 10 Home」を搭載するが、通常のWindows 10 Homeにアップグレードすることもできる。企業向けには「Windows 10 Pro」(希望すれば、Sモードに無料で切り替えることができる)が提供される。教育機関は、SモードのWindows 10 HomeまたはWindows 10 Proから選択できる。価格は選択したOSの種類によって異なる。
価格は以下のとおりと聞いている。
消費者向けSKU
企業向けSKU
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」