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カメラをヌルヌル動かせる「Capsule360」--パン、チルト、スライド、ドリーに対応

 揺れの大きな映像はとても見づらいので、ビデオ撮影時はカメラを安定させる必要がある。しかし、構図の固定された映像だとつまらないし、三脚上でカメラをスムーズに動かすことも意外と難しい。

 そこで、スマートフォンで撮影方向を制御できるカメラ用コントローラ「Capsule360」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

カメラの撮影方向を変えるコントローラ(出典:Capsule360公式サイト)
カメラの撮影方向を変えるコントローラ(出典:Capsule360公式サイト)

 Capsule360は、カメラの撮影方向を回転させるパン(左右方向)およびチルト(上下方向)と、水平移動させるスライドという合計3種類の動きが可能なデバイス。カメラを台車に載せ、直線または曲線に沿わせて動かすドリー撮影もできる。耐荷重は7kgあり、アクションカメラやスマートフォンから、大きく重い一眼レフカメラまで対応する。

ドリー撮影にも対応(出典:Kickstarter)
ドリー撮影にも対応(出典:Kickstarter)

 モジュール式になっていて、それぞれ単独でも、2つまたは3つの組み合わせても使える。動きは、Bluetooth接続したスマートフォンのアプリからコントロールする。各モジュール間をケーブルで接続する必要はない。

組み合わせは自由(出典:Kickstarter)
組み合わせは自由(出典:Kickstarter)
スマートフォンのアプリでコントロール(出典:Kickstarter)
スマートフォンのアプリでコントロール(出典:Kickstarter)

 単にカメラの向きを変えるだけでなく、スマートフォンを取り付けてアプリの機能を使うと、人物や物体の方向を自動的に追いかけて撮影したり、方向を変えながらタイムラプス撮影したり、といったことが可能になる。星の動きを自動追尾する天体撮影もできるという。

被写体を自動的に追跡(出典:Kickstarter)
被写体を自動的に追跡(出典:Kickstarter)

 また、ターンテーブルとして使うと、被写体を周囲から角度を変えながら撮れる。静止画の場合は、アプリで撮影回数を指定すれば、自動的に適切な角度で止まって撮影してくれる。

商品撮影などに便利なターンテーブルとしても(出典:Kickstarter)
商品撮影などに便利なターンテーブルとしても(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月12日まで。記事執筆時点(日本時間6月28日16時)でキャンペーン期間は14日残っているが、すでに目標金額7万5000ドル(約828万円)の4倍を上回る約33万ドル(約3641万円)の資金を集めている。

Capsule360の紹介ビデオ(出典:Kickstarter)


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