子どもは遊びを通していろいろな事柄を学ぶ。鬼ごっこにしろ、ボール遊びにしろ、乗り物にしろ、どんな遊びにも学びがある。身体能力の発達につながるだけでなく、道具の機械的な仕組みを知ったり、社会性を獲得したりといった効果が期待できる。ただし、乗り物は体の大きさなどに適したものを選ぶ必要があり、年齢に合わせて買い替えなければならない。
そこで、さまざまなタイプの子ども用乗り物を組み立てられるキット「Infento」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Infentoは、子どもの成長に合わせて乗り物の種類を変えることができる。飽きずに楽しめるし、体に適した乗り物を作れる。組み立て作業は難しくなく、子どもの年齢によっては大人は手伝うだけで済み、物作りの基礎も学べそうだ。
対象年齢は0歳から14歳で、手押し車から三輪車、二輪車、キックスケーターなど、合計32種類の乗り物が組み立て可能。「Explorer」(組み立て可能な乗り物は11種類)、「Pioneer」(同7種類)、「Smart」(同20種類)、「Genius」(同25種類)、「Volt」(同6種類)、「Legend」(同32種類)という6種類のキットが選べる。
乗り物を電動化する「ePluse System」も用意されている。ePulseを取り付けると、オートバイ同様、ハンドルのスロットルをひねってモーターを制御できる。最高速度は時速5kmか時速11kmのいずれかが選べる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月12日まで。記事執筆時点(日本時間6月27日17時)でキャンペーン期間は14日残っているが、すでに目標金額5万ドル(約548万5000円)の9倍近い約44万ドル(約4826万8000円)の資金を集めている。
Infentoの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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