PayPalが詐欺防止とリスク管理を手がけるSimilityを1億2000万ドル(約132億円)の現金で買収することに合意した。PayPalによると、Similityのサービスを利用することで、詐欺防止機能を業者に提供することが可能になるという。
Similityの買収で、詐欺対策ツールを業者に提供するPayPalの計画が加速するだろう、とPayPalの最高執行責任者(COO)のBill Ready氏は述べた。今回の買収前にも、PayPalはSimilityに投資しており、同社の3%を所有していた。
Similityは機械学習と可視化、人間による分析、自動分析を組み合わせて、新規アカウント開設詐欺や通信詐欺、資金洗浄などを検知するのに使われる。
PayPalはこの1年の間に、iZettle、Hyperwallet、Jetlore、Swift Financialを買収してきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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