YouTubeが大きな人気を集めるクリエイターに対して、収入を得る新たな方法を提供する。具体的には、そうしたクリエイターが商品を同サイト上で直接販売したり、熱心ファン向けの特典を提供する月額制サブスクリプションを設定したりすることを可能にする。
YouTubeは「Premieres」と呼ばれる新しい動画公開手段も導入する。Premieresを利用すると、クリエーターはあらかじめ収録した動画の公開時刻などを表示するページを公開できる。その動画は全ての視聴者向けに同時に初公開される。これにより、ファンとクリエーターがその動画を同時に視聴しながらチャットすることが可能になる。この機能は米国時間6月21日からクリエーターに提供開始され、近いうちに幅広く展開される。
「年間1万ドルを稼ぐクリエーターの人数は35%増加している。10万ドルを稼ぐクリエーターは40%増えている。これまでと同様、その売り上げのほとんどは、当社の広告パートナーからもたらされている。当社はこの分野への投資を今後も継続するが、広告以外のことも検討したいと考えている」(YouTube)
月額4.99ドル(日本では490円)の新たな「Channel Memberships」は、登録者が10万人を超えるチャンネルを対象に提供される。
YouTube上で商品を直接販売できる機能は、登録者が1万人を超える米国のチャンネルが対象となる。同社はEコマース企業のTeespringと提携し、クリエーターが20以上の商品をカスタマイズして自分のチャンネルで販売できるようにする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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