Appleが自動運転プロジェクトに向けてWaymoの元上級エンジニアのJaime Waydo氏を採用したことを、The Informationがこの件に詳しい情報筋の話として報じた。Appleは米CNETによるコメントの求めには応じなかったものの、The Informationに対してはWaydo氏を雇ったことを認めている。Waymoの広報担当者は、Waydo氏の将来の取り組みにおける健闘を期待する声明を出した。
The Informationによると、Waydo氏はかなり名の知られたエンジニアであり、システムエンジニアリングの責任者として、Waymoのプロトタイプの安全性を確保する立場にいたという。Waymoがドライバーのいない完全自動運転を目指す決定を下したことを受け、Waydo氏はアリゾナ州フェニックスで始まった同社のパイロットプログラムに関与していたようだ。Waymoに入社する前の同氏は、米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)で上級エンジニアを務めていた。
今回の採用は、Appleが独自プラットフォームの拡大に向けた検証を始める準備を整えたことを示しているのかもしれないが、Waydo氏の役職や権限については明らかになっていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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