Appleが、米国の著名なテレビ番組の人気司会者として知られ、大スターであるOprah Winfrey氏と複数年のコンテンツ制作に関する契約を結んだ。Appleはストリーミングコンテンツの事業拡大を進めており、数々の大物著名人と次々に契約を交わしている。
Appleは米国時間6月15日、「Winfrey氏とAppleは、世界中の視聴者をつなぐことのできる同氏のたぐいまれな才能を生かしたオリジナル番組制作に取り組んでいく」と声明で述べた。
Winfrey氏は既に、独自のケーブルネットワークOWNを運営しているが、今回の契約は、Netflix、Hulu、Amazonとの競争を見据えるAppleの動画配信サービスの強化につながるものだ。
Appleは、どのようなコンテンツを制作中であるかについて詳細は明らかにしなかった。Winfrey氏は長年にわたってトーク番組の司会者を務めたことで知られているが、プロデューサーや女優として数々の映画やテレビ作品に携わってきた経歴を持つ。
Appleは、コンテンツ事業に10億ドルを投じたと報じられており、Steven Spielberg氏とコンテンツ制作に関する契約を結んでいる。
Appleがこうした新しいコンテンツをどのようにして視聴者に提供するつもりなのかについては、まだ明らかになっていない。米CNETはAppleにコメントを求めたが、返答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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