Microsoftとソニー、任天堂は現在、ゲーム機の「Xbox」「PlayStation」「Switch」をそれぞれ販売しているが、そうした状況は近い将来変化する運命にあるのかもしれない。
だからこそ、ソニーとElectronic Arts(EA)、そして現在はMicrosoftも、今後起きる変化に備えているようだ。Microsoftが、新しいクラウドゲームサービスに取り組んでいると発表した。
ロサンゼルスで開催中のゲーム見本市「Electronic Entertainment Expo(E3)」の記者会見で、MicrosoftのPhil Spencer氏は次のように述べた。「当社のクラウド担当エンジニアが、コンソール並みの質のゲームをあらゆる機器に解き放つゲームストリーミングネットワークを開発中だ。われわれは、XboxやPC、スマートフォンなど、ユーザーが遊びたいすべての場所での体験を完全なものにすることに注力している」
Microsoftの動きは、クラウドの映画や音楽をストリーミング視聴するのと同様に、クラウドのゲームをストリーミングでプレイすることが近い将来に当たり前になることを予期させる一例だ。
こうしたことが実現する時期や価格についてはまだ分からない。Microsoftは、プレゼンテーションの中で詳細を明らかにしなかった。EAは詳細情報について明らかにすることを控えた。
これらの企業らは少なくとも準備中だと述べている。EAのテクノロジ責任者であるKen Moss氏は、「だが、それほど早い時期にというわけではない」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」