Googleの親会社Alphabetは米国時間6月7日、中国のテック企業との関係について厳しい目を向けられた。
Mark Warner米上院議員(民主党、バージニア州選出)は、最高経営責任者(CEO)のLarry Page氏に宛てた公開書簡で、中国の大手端末メーカー2社、Huawei(ファーウェイ)およびXiaomi(シャオミ)と、Alphabetとの取り引きについて懸念を表明した。同氏は、AlphabetとTencent(テンセント)の関係についても疑問を呈した。
中国企業がGoogleのデータにアクセスする可能性により「国家安全保障上の懸念が生じる」とWarner氏は書簡で述べている。同氏はPage氏に対して、これらの企業との取り引きについてもっと多くの情報を公開するよう求めている。
米国政府は以前より、ファーウェイに中国政府とのつながりがあるとして懸念している。
3日には、Facebookが端末メーカー60社以上とデータ共有で提携しているとThe New York Times(NYT)が報じていた。ファーウェイに対してユーザーデータにアクセスできる特別な権限を与えていたことも報じられている。
米議会の警告は、中国政府が米国人を電子的にスパイできるという懸念をめぐる米中間の緊張を浮き彫りにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス