「Googleトレンド」のデータに基づく「米国で最もスペルミスの多い英単語」が先週発表された。これによると、Yacht(ヨット)、Chaos(混沌)、Apparel(衣料品)、Connecticut(コネチカット州)などの単語がランクインしている。Googleは最も多くスペルが検索された単語を州ごとに発表している。ちなみに、「コネチカット州」のスペルに悩む人が多いのはメイン州らしい。
Are these America's most misspelled words? Check out the top 'how to spell' searches by state, just in time for the #spellingbee 2018 finals.#dataviz #maps pic.twitter.com/uTb7ynYcv5
— GoogleTrends (@GoogleTrends) 2018年5月29日
このデータは「how to spell(つづり方)」で検索された単語に基づくため、検索した人は実際にはおそらく正しいスペルが分かっているけれど念のため確認したかっただけ、ということかもしれない。
今回の結果を2017年と比較すると興味深い。2017年、筆者の出身のニューメキシコ州の人々がスペルに悩んだのは「banana(バナナ)」だったが、今回はそれよりやや複雑な「permanently(永久に)」にステップアップしたようだ。ペンシルベニア州では2017年、なぜか「sauerkraut(ザワークラウト)」のスペルを気にする人が多かったが、今回は「schedule(予定)」のスペルが問題になっている。
2018年は「beautiful(美しい)」のスペルを検索する州が急増する結果となった。「supercalifragilisticexpialidocious」という単語も急浮上している。この語は映画「メリー・ポピンズ」に登場する造語で、2018年末に公開予定のDisneyの新作「Mary Poppins Returns」が影響しているとみられる。
多くの州で「beautiful」のスペルが検索されているというのは、ちょっと素敵だ。
Googleの発表は、スペルの正確さを競う大会「Scripps National Spelling Bee」の開催に合わせて発表された。同大会では14歳の少年が優勝。勝利を決めた単語は「koinonia」だった。単語の意味は、Googleで検索してみよう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」