Google検索を可視化する「Google Trends」に2012年以来初となる大規模な再設計が施された。
刷新されたGoogle Trendsはリアルタイムデータにアクセスして、世界中の検索のスナップショットを分単位でユーザーに提示する。
Googleのブログ記事によると、今回のアップデートの狙いは、NBAファイナルからDonald Trump氏の大統領選への出馬まで、ありとあらゆることに関して、「世界をより速く、より深く、より包括的に可視化」することだという。
ユーザーはGoogle Trendsのホームページ上で、人気の話題をリアルタイムでランク付けしたリストを閲覧することができる。データは「Google Search」だけでなく、YouTubeや「Google News」からも収集される。Googleによると、それらのデータソースを追加することで、特定の検索語がなぜ話題になっているのかが分かりやすくなるという。
GoogleはTrendsの対象範囲も拡大した。同社によると、ユーザーはよりニッチな話題についても情報を発見できるという。
再設計されたホームページは、「Material Design」のガイドラインにも従っている。Material DesignはGoogleが1年前に発表したデザイン言語で、今では同社のモバイル製品やウェブベース製品の至る所で使われている。
さらに、Googleは特定の話題に関するデータをGitHub経由でパブリッシュするようにもなった。
Googleによると、Trendsは28カ国で公開されており、数カ月以内にほかの国も追加される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス