ソニー、バーチャルサラウンド技術で実現した省スペース立体音響のサウンドバー

 ソニーは5月8日、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応したサウンドバー「HT-Z9F/X9000F」(想定税別価格:8万円前後/6万円前後)2機種を発表した。独自技術により、フロントスピーカだけで包み込まれるような立体音響を実現する。発売は6月9日。

「HT-Z9F」
「HT-Z9F」

 両機種ともに、テレビの前に設置しやすいバータイプのスピーカとワイヤレスサブウーファの組み合わせ。バータイプのスピーカとテレビをHDMI接続することで使用できる。

 独自の「Vertical Surround Engine(バーティカル サラウンド エンジン)」により、フロントスピーカだけで、3次元の立体音響を実現できることがポイント。天井に設置するトップスピーカや天井に音を反射させるドルビーアトモスイネーブルドスピーカなどを必要とせず、立体的なサラウンド音場を再生できる。

 Z9Fは、ハイレゾ再生にも対応。インターネットラジオや、ストリーミングサービスなどの音楽配信サービスを楽しめるChromecast built-inやSpotify Connectもでき、スマートフォンなどの操作により、対応サービスによる音楽コンテンツのキャスト再生が可能だ。

 別売の専用リアスピーカ「SA-Z9R」(想定税別価格:3万5000円前後)を追加すれば、5.1chのリアルサラウンド環境を構築。電源コードをつなげば、スピーカ間はワイヤレスで接続できる。

 X9000Fは、液晶テレビ「ブラビア X9000F」と質感や形状、デザインを合わせて作ったスピーカシステム。X9000Fのスタンドデザインにぴったり収まる省スペースデザインを実現する。

「HT-X9000F」
「HT-X9000F」
液晶テレビ「ブラビア X9000F」に合わせたデザインを採用する
液晶テレビ「ブラビア X9000F」に合わせたデザインを採用する

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