音楽を聴いたり「iCloud」ストレージを利用したりするために、Appleに毎月料金を支払っているユーザーは多いだろう。しかし、ニュースを読むためにも月額料金を支払うだろうか。
3月に雑誌アプリ「Texture」を買収したAppleは、サブスクリプション型のニュース購読サービスの提供を計画しているという。Bloombergが米国時間4月17日に報じた。
Textureは、Netflixの雑誌版のようなもので、約200種類の出版物を月額9.99ドル(約1070円)で購読することができる。同社の計画をよく知る情報筋らがBloombergに伝えたところによると、Appleは3月のTexture買収直後に、同社の人員を約20人削減したという。
今回、AppleはTextureの残りの人員を既存の「Apple News」チームに統合して、年内にプレミアムサービスを提供開始する計画だと報じられている。同サービスでは、各出版社が収益の一部を受け取ることになるという。
ニュース購読サービスは、iCloudによるストレージサービスや「Apple Music」による音楽配信サービスといったAppleの各種サービスの強化につながる可能性がある。同社がApple Musicを構築したのは、ヘッドホン開発と音楽配信を手掛けていたBeatsを2014年に買収した後のことだった。Textureに基づくニュース購読サービスの構築は、こうした手法に則ったものだ。
Appleにコメントを求めたが回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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