食べ物を粗末にすることは罪だと思うため、傷みやすい食品の存在を忘れたせいで処分するのは悲しい。食品ロスはコンビニやスーパーマーケット、レストランなどで問題視されやすいが、家庭で捨てられる食べ物の量も無視できないほど多い。
そこで今回は、食べ物の無駄を防ぐNFCタグ「Acorn」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Acornは、食品や食品の入れ物に取り付け、スマートフォンと連携させて賞味期限や消費期限を管理するデバイス。冷蔵庫に入れても壊れず、さまざまな食品に対して使える。
食品に取り付けたら、まず管理アプリに名前や期限を設定し、NFC通信で連携させて登録しておく。これで、アプリを開けばどのような食品があるか一目で分かるほか、期限の近づいた食品の存在をリマインダで気付かされて無駄にせずに済む。
対応温度はセ氏-25°から+70°あり、冷凍庫にも入れておける。ただし、電子レンジやオーブンには注意しよう。
形状は、バンドで食品や食品パッケージ巻きつけるタイプと、吸盤でパッケージに吸着させるタイプの2種類。いずれも繰り返し使える。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月7日まで。目標金額の6万6000カナダドル(約562万円)に対し、記事執筆時点(日本時間4月16日11時)で集まった資金はまだ248カナダドル(約2万1000円)。キャンペーン期間はあと20日ある。
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