LGエレクトロニクス・ジャパンは4月12日、4K液晶テレビの2018年モデルとして4シリーズ11機種をラインアップした。上位モデルでは直下型LEDバックライト「Full Array Dimming」を採用し、黒の再現力を高めている。発売は4月20日から順次。
発表されたのは、ハイエンドモデルの「SK8500P/8000P」、スタンダードモデルの「UK7500P/6300P」の4シリーズ。43~75V型までをそろえる。
SK8500P/8000P、UK7500Pシリーズには、1ナノメートルの極小粒子を超精密に敷き詰めたLG独自の「TruNano Display」を搭載。IPS方式の液晶パネルの色再現力を高め、リアルな色、光、闇を再現する。
最上位シリーズとなるSK8500Pには、直下型LEDバックライト搭載Full Array Dimmingにより、純度の高い黒を実現。反射率も低減させ、暗部の再生能力を高めた。
SK8500P/8000Pは、ドルビービジョン、Advanced HDR by technicolor、HDR10、HLGの4つの最新規格をサポートするほか、さまざまなHDRの潜在能力を最大化する「Cinema HDR」を搭載する。UK7500P/6300PはHDR10、HLGのHDR規格に対応し、独自の「Active HDR」を搭載。4シリーズすべてに「HDR効果」モードを備えることで、SDR映像にHDR効果を与えることが可能だ。
SK8500P/8000Pはドルビーアトモス、UK7500P/6300Pは「DTS Virtual:X」に対応し、音質面を強化。テレビの設置環境を測定し、音質を自動で補正する「オートサウンドチューニング」機能も備える。
全シリーズに映像エンジン「α7 Intelligent Processor」を搭載し、高精度な色再現性とフレーム単位での色合い調整を実現。4KのHFR(High Frame Rate)にも対応し、スポーツコンテンツなど動きの激しい映像もブレを感じるクリアな表現が可能だ。
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