「Adobe Target」に予定されている今後のアップデートでは、ターゲティングアルゴリズムに対する制御や透明性が強化される。
Adobeの「Experience Cloud」(「Marketing Cloud」はExperience Cloudの一部という位置づけになっている)は、今や膨大な顧客のトランザクションを処理しており、「Adobe Campaign」経由で1500億通の電子メールが送信される規模になっている。
同社はアップデートのたびに、Adobe Targetに自動化や人工知能(AI)の機能を追加してきた。ラスベガスで開催中の「Adobe Summit」では、同社がAIの透明性向上を目指していることが明らかになった。
デジタルマーケティング部門のプリンシパル製品マネージャーDrew Burns氏は、同社のAIプラットフォームでは、CRMのデータ、業界の各種指標、個人のプロフィール情報を取り込むことで、顧客がより細かくアルゴリズムを制御できるようにすることを目指していると語った。同氏は、「顧客はそれぞれの目標に応じて、アルゴリズムに制約を加えたり、カスタマイズしたりすることができる。わが社はマーケティング担当者がより多くのことをコントロールできるようにしようとしている」と述べている。
同氏は、アップデート内容について次のように説明した。
Adobeはまた、「Adobe Campaign」にもいくつかの新機能を追加する。 Adobe Campaignのアップデート内容には、次のようなものが含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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