Googleのサポートページ(英語)によると、同社は、ユーザーが1つのコマンドで複数のスマートホーム機器を制御できる状態に一歩近づいたという。
Googleのサポートページに、「Routine」という機能の設定方法が示されていることを、Droid Lifeが米国時間3月12日に最初に発見した。そのページによると、Routineは米国だけで提供されている。筆者が個人的に使用する「Google Pixel」にはアップデートがまだ届いていないが、Googleの広報担当者はRoutineについて、「提供が始まっており、今週末までに完了する」ことを認めた。
Routineでは、「Googleアシスタント」対応のスマートスピーカまたはスマートフォンに関連コマンドを音声入力することにより、就寝時のスマート照明の消灯とサーモスタットの調整、または起床時のその日の予定の確認とお気に入りのポッドキャストの再生など、さまざまな種類のカスタマイズされた操作を起動することができる。
Routineは、「Google Home」アプリの設定にある「My Day」(今日はどんな日)セクションに置き換わるものだ。現時点では、Good morning(起床)、Bedtime(就寝)、Leaving home(外出)、I'm home(帰宅)、Commuting to work(自宅から職場へ移動)、Commuting home(職場から自宅へ移動)という6つのオプションがある。
各Routineにそれぞれ固有の要素がある。例えば、「Commuting to work」のRoutineでは、通勤経路の交通情報を自動的に知らせてくれる。Commuting関連の2つのRoutineだけは、モバイル機器で起動させる必要がある。他はGoogleアシスタント搭載端末であれば起動が可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス