Microsoftが「Cortana」に複数の新機能を追加する。それには、Cortanaが新着電子メールをチェックして読み上げる機能も含まれる。
Cortanaチームのメンバーらは米国時間3月6日の月例「WindowsInsider」ウェブキャストで、新たに追加される機能群の一部に言及した。これらの機能はまず米国でスマートスピーカ「Harmon Kardon Invoke」とPC向け「Windows 10」を対象に提供されるとみられる。
「昨夜以降に受信した電子メールはあるか」といったコマンドにCortanaが対応する機能は、筆者のHarman Kardonのスピーカでは(ほとんどの場合)既に正しく動作している。Cortanaは送信者の名前と件名を読み上げることができる。さらに、Cortanaは本文も読み上げるかどうかを筆者に尋ねる。この機能はOutlook.comではなく筆者の仕事用メールアカウントで有効になっているようだが、確かに存在している。
さらにCortanaユーザーは近く、「Hey」と呼びかけてCortanaを起動しなくても、Cortanaとの対話を開始できるようになるようだ。
筆者は最近、Invokeに「Hey, Cortana」ではなく「Cortana」と呼びかけるだけでCortanaを起動できることに気付いたが、これを機能ではなくバグだと思っていた。Cortanaチームによるとこれは意図的なものであり、まずInvokeユーザーとWindows 10ユーザーに展開されるという。
また、CortanaとAlexaの連携については現在、Microsoftで「社内セルフホスティング」の段階にあるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」