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プレミアムインタビュー

フェイスブック ジャパン長谷川代表が“組織作り”で大切にしている3つのこと - (page 2)

藤井涼 (編集部) 渡徳博(カメラマン)2018年03月10日 08時00分
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 たとえば、年に1度のペースでファミリーデーという、社員に家族の皆さんを連れてオフィスに来ていただく日があります。2017年はハロウィンパーティーで仮装をしまして、私は頭に矢が刺さった落ち武者になりました(笑)。やはり職場も1つのコミュニティだと思っているので、社員同士のつながり、ひいてはもう少し広がりをもった家族も含めて、つながりや理解を深めることはすごく大事だと思っています。


 ほかにも、アジア中のFacebookの女性社員が年に1度シンガポールに集まって、もっと勇気をもって女性もリーダーシップを発揮しようという思いを込めて交流する、ウーマンズリーダーシップというイベントを開いています。男性のAlly (仲間)として私もそこに参加しました。

 また、制度的には育児休暇にも力を入れています。男女問わず4カ月間の育児休暇をとれる制度なのですが、2017年は女性だけでなく男性社員も育児休暇を取りました。そういうところから、日本の働き方の有り様を、女性だけでなく男性も含めて変えていけるような、ロールモデルになる会社になれればと思っています。

ーーFacebookは各国のオフィスごとに独自のデザインやレイアウトを採用している印象があります。

 そうですね、Facebookのオフィスはグローバルとローカルをどう融合するかみたいなところがテーマになっていて、オフィスごとに特徴があります。その中でも、日本オフィスのこだわりは3つあります。1つ目は、「オープン&イノベーティブ」です。オフィス入口入ってすぐにオープンスペースを設けています。社内にはマイクロキッチンなども用意していて、よりオープンで自然発生的な形で、社員が集まってコミニケーションしたり、アイデアを出し合ったりできるようにしています。


 2つ目が、「プロフェッショナル&パーソナルサクセス」と言っているのですが、Facebookでは社員一人ひとりがプロとして、そして個人として、両方で輝いて欲しいと思っています。そのためにはやはり健康も大事なので、健康的なスナックをオフィスに設置することに加え、シャワー室を設けていますし、携帯電話1つあればどこでもビデオ会議で働けるような環境にしています。


 そして、3つ目が「ダイバーシティー&インクルージョン」です。これは多様性を応援する取り組みです。2017年の5月にオフィスをリノベーションしまして、新たにマザーズルームもできました。社員ごとに家庭の事情がありフェーズも異なるので、それをすべてひっくるめて応援しながら、みんなでやっていこうという考え方ですね。


ーー今後は、フェイスブック ジャパンをどのような組織にしていきたいですか。

 2018年はFacebookが日本版をローンチして10周年という節目の年で、すごく重要なフェーズにいると思っています。ただ、これから10年先を見据えても、注力エリアはおそらく変わりません。日本の利用者・コミュニティをいかにエンパワーできるか、また企業規模に関わらず、多くの企業のビジネス成長のベストパートナーにどこまでなりきれるか、そしてテクノロジを通じて、しっかりと地に足をつけて社会貢献ができるか。次の10年で、この3つの注力エリアに対してどれだけ飛躍的にステップアップできるのか、そういうビジョンを持って組織をみんなで作り上げていきたいと思っています。

 また、2020年には東京オリンピックがありますので、今後はますます日本と世界がつながっていくべきだと思います。Facebookには21億人の月間利用者、Instagramには8億の月間アクティブアカウントがいますので、グローバルプラットフォームならではのアプローチで、日本と世界のコミュニティやビジネスをつないでいく。その架け橋として、Facebookにしかできないこともあると思いますので、そこをしっかりと実現できる組織にしていきたいです。

※第3回「日常編」は3月11日(日)に掲載

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