Facebookは、ユーザーの職探しを支援したいと考えている。これには、単に同社のサービスを通じた人脈作りという意味だけでなく、ユーザーがFacebookサイト上に掲載された求人情報を見て、直接応募できるようにすることも含まれる。
Facebookはすでに2017年2月から、米国とカナダで求人情報機能を提供している。そして米国時間2月28日、同社はこの機能の提供対象を40カ国以上に拡大すると発表した。これには、英国、フランス、ドイツ、スペインなどが含まれている。
このツールを使うと、場所、業界、雇用形態(フルタイム、パートタイム、インターンシップなど)別に求人情報を調べることができる。また、条件に合った求人情報を知らせてくれるアラートの設定や応募書類の管理、面接スケジュールの調整といったことも可能だ。応募する準備ができたら、Facebook上で手続きができる。このツールが、Facebookアカウントの情報をもとに、履歴書の一部の項目を自動的に入力してくれるのだ。
Facebookはこのツールについて、同社が最近になって掲げている地域重視の取り組みにつながるものだと強調している。「この職探しツールは、地元企業とそのコミュニティーに属する人々をつなげるという目的がある」と、Facebookで製品マネージャーを務めるGaurav Dosi氏は取材に対して述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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