KDDIとKDDIグループ会社である国際ケーブル・シップは2月23日、2019年5月の運航開始を目途に建造する海底ケーブル敷設船の名称を「KDDI CABLE INFINITY」に決定したと発表した。
KDDI CABLE INFINITYは、これまでの通信ケーブル、観測・資源探査ケーブルに加え、日本で初めて電力ケーブル工事への対応が可能となる敷設船。通信ケーブルに留まらず、新たな分野へ挑戦していく無限の可能性を感じさせるケーブル船となることへの期待を込めて命名したという。
なお、KDDI CABLE INFINITYは、2017年9月に着工し、現在、船体の各ブロックを製作している状況。今後、2018年9月に進水、設備の搭載作業を行い、2019年5月に運航開始予定。
海底ケーブルは、日本の国際トラフィックの99%を収容する重要な社会インフラだとしており、両社は最新の海底ケーブル敷設船ならびに最新IT技術を導入することで、今後も船舶運航および、洋上工事におけるIT改革を推進。これまで以上に信頼性の高い通信サービスを提供するとしている。
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