Googleは米国時間2月7日、「G Suite」における「Googleドライブ」のコメント機能を強化し、「Microsoft Office」ファイルのほか、PDFや画像といったファイルを対象に加えたと発表した。
この機能強化によってユーザーは、Googleドライブのプレビューペインから直接、PDFや画像といったさまざまな形式のファイルにコメントを書き込んだり、タスクを割り当てたりできるようになった。Microsoft製品を具体例に挙げると、ユーザーはOfficeのファイルフォーマット上にコメントを書き込めるようになる。この際、MicrosoftのOffice製品やAdobe Systemsの「Adobe Acrobat Reader」のローカル版アプリケーションやユーザーライセンスは一切必要ない。
この結果、うれしいことにGoogleドライブのプレビューペインで付加したコメントは、大元のファイルにエクスポートされるため、ローカル上のクライアントアプリケーションで同ファイルをオープンした際にも表示されるようになっている。
Googleは同社ブログに、「外部機関とのコラボレーション時や、クライアントとの契約交渉時、サプライヤーとの販売契約締結時には、複数のファイルフォーマットを取り扱う必要があることも多い。今回のアップデートで、Googleドライブ内のこれらファイルに対して『Googleドキュメント』と同じやり方でコメントを付けられるようになった」と記している。
同社は、Googleドライブのプレビューモードでコメントを付加する機能によって、Googleドライブと「Microsoft Outlook」間の既存の連携機能に続き、G SuiteとMicrosoft Office製品間の相互運用性が強化されたと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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