Facebookは米国時間1月29日、ユーザーが住んでいる地域のパブリッシャーが投稿したニュース記事を優先する方針を明らかにした。具体的には、ユーザーが地元の報道機関をフォローしたり、他の誰かがユーザーの住む地域のニュース記事をシェアしたりすると、そのニュースがユーザーのニュースフィードで優先的に表示されることになる。
「Facebookでもっと地元のニュースを見たいという声は常に上がっている」と、Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は自身のFacebookページで述べ、「地元のニュースは、地域社会にとって重要で生活に影響する問題を理解するのに役立つ」としている。
今回の発表は、ニュースフィードに表示される内容に関してZuckerberg氏が行った3つ目の大きな発表だ。11日には、Facebookのアルゴリズムを変更し、ブランドやメディアの投稿よりも家族や友人の投稿を優先することを明らかにした。
ただし、Facebookで表示されるニュース記事の数が全体として減少しても、ニュースフィードからニュース記事がなくなってしまうわけではないという。実際、同氏は「信頼できる」ニュース配信元からの記事を優先すると述べ、そのために配信元の信頼度をユーザーに尋ね、その結果を元に配信元をランク付けすることを明らかにしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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