はるか彼方の銀河系を舞台にした冒険映画を楽しむのに、これほどふさわしい場所があるだろうか?
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士が映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観賞し、宇宙スケールのムービーナイトを楽しむ機会を得たと、米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。
宇宙飛行士のMark Vande Hei氏が、軌道上での上映会の様子をツイートした。「『バンジーコードのチェア』にドリンクバッグ、SF映画、それが宇宙ステーションのムービーナイトだ!」というコメントとともに、写真では6人のISSクルーのうち5人が、チェアに座ってドリンクバッグを手にしている。近所のシネコンで映画を楽しむ夜とはかなり趣が異なるようだ。
Space Station movie night, complete with “bungee cord chairs”, drink bags, and a science fiction flick! pic.twitter.com/IPZ2thI8rw
— Mark T. Vande Hei (@Astro_Sabot) 2017年12月24日
Vande Hei氏はタイトルを明らかにせず、「SF映画」としか述べていないが、スター・ウォーズのファンならスクリーンに登場人物の1人、ポー・ダメロンが映っているのに気づくかもしれない。
NASAの広報担当者Dan Huot氏は、その映画が『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』であることをメールで認めた。
クルーメンバーは「通常、デジタルファイルで映画を受け取り、現在ISSにあるノートPCか普通のプロジェクタで再生できる」と、Huot氏は12月に述べている。
宇宙での上映会に対して、映画のファンからは驚きやジョークとともに「楽しんで」などのメッセージが送られた。
Enjoy. Let us know if you see Santa up there!
— WeatherCsar (@TheisJoseph) 2017年12月25日
Definition of amazing: sitting in a real life spacestation watching Star Wars. That's when you know all that hard work payed off. (well, that and all the amazing research being done. But tbh mostly the star wars thing)
— Julia Levin (@TriggerZappy) 2017年12月24日
If you guys are watching the movie....Then who's flying the spaceship!!!???
— Radu Cimpian (@radudotcimpian) 2017年12月24日
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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