Appleが「App Store」のロゴを(ひそかに)変えていたことに気づいていただろうか。ペンと筆と定規を組み合わせた従来のデザインから、先端が丸い3本の棒を重ね合わせたデザインに変わっているのだ。だが、中国のアパレルメーカーKONは、この変更に気づいていた。
KONが11月、Appleが中国の法令に違反しているとして、北京の裁判所で訴えを起こしていたと、インドのPhone Radarが現地時間12月19日に報じた。App Storeの新しいロゴは自社の所有する商標だと、KON側は主張している。
KONはAppleに対し、損害賠償と公式な謝罪を求めている。また、このロゴを冠したデバイスの販売中止を要求している。
AppleとKONでは事業分野が異なるため、はた目から見ると今回のケースは問題にならないように思えるかもしれない。だが、中国の裁判所が同じような問題に関心を寄せたのは、これが初めてではない。また、裁判所がこの件について今後、中国企業の原告に有利な判決を下すとしても、珍しい話ではない。Appleは以前、「iPhone」という名前をめぐる商標関連の訴訟で、革の財布やアクセサリを手がける中国メーカーに敗訴したことがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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