イスラエルの新興企業がAppleを相手取り、自社のデュアルカメラ技術を許可なく使用したとして提訴した。
原告のCorephotonicsは、Appleが「iPhone 7 Plus」と「iPhone 8 Plus」でCorephotonicsの特許技術を無断で使用したと主張している。Reutersの記事によると、訴状は米国時間11月6日にカリフォルニア州サンノゼの連邦裁判所に提出されたという。
テルアビブに本拠を置くCorephotonicsは訴状の中で、同社の最高経営責任者(CEO)であるDavid Mendlovic博士がAppleと提携について交渉したものの、最終的にライセンス契約を結ぶには至らなかったと主張している。
「Appleの交渉責任者はCorephotonicsの特許を軽視する態度を示し、Mendlovic博士と他の従業員に対して、たとえAppleがこの特許を侵害したとしても、Appleが何がしかを支払わなければならなくなるまでには、何年もの時間と何百万ドルを訴訟に費やすことになると述べた」(Corephotonics)
この件についてAppleとCorephotonicsにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
Appleがデュアルレンズカメラ技術をiPhone 7 Plusに搭載したのは、2016年のことだ。ただし、デュアルレンズカメラを採用しているスマートフォンメーカーはAppleだけではない。サムスン電子の「Galaxy Note8」、Motorola Mobilityの「moto z2 force edition」、LG Electronicsの「V30」、OnePlusの「OnePlus 5」といったデバイスもデュアルレンズカメラを搭載している。また、この機能が初めて登場したのは、2011年に発売された「HTC EVO 3D」だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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